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田畑 米穂*; 武久 正昭; 町 末男
原子力工業, 24(8), p.50 - 56, 1978/00
「新時代の応用放射線化学講座」の一部として、放射線グラフト法を利用した高分子材料の改質法について解説した。具体的応用例については、高崎研の開発研究例を中心にのべた。内容の見出しは下記の通り。1.はじめに、2.放射線グラフト法の種類と特徴、3.ポリ塩化ビニルに対するブタジエンのグラフト、4.ポリオレフィン膜へのアクリル酸のブラフト
佐々木 隆; 貴家 恒男; 片貝 秋雄; 今村 重祥*; 木原 仁博*; 柴部 禎巳; 岡田 実; 後藤田 正夫; 荒木 邦夫
JAERI-M 6999, 35 Pages, 1977/03
ポリエチレンの抗張力などの向上を目的とする開発研究の一環として、ブタジエンおよびこれにアクリロニトリルまたはスチレンを混合したモノマー系の放射線グラフト重合について、グラフト条件およびグラフト物の物性を予備的に検討した。線源としてはCo-60、電子加速器を使用し、照射法としては同時照射法、前照射法をそれぞれ採用した。ブタジエン単独のグラフト重合はいずれの方法でも速度が小さかった。2成分系のグラフト反応を前照射法で行なうことによって反応速度が上昇することがわかった。ブタジエン-スチレン共グラフト重合体は成形加工性にすぐれているとともに、抗張力、耐衝撃性が同時に向上する可能性が示された。
貴家 恒男; 武久 正昭
J.Macromol.Sci.,Part B, 13(1), p.49 - 58, 1977/01
7000kg・cmと常圧で放射線架橋したcis-1,4-ポリブタジエンの化学緩和を測定した。結論として次の事実が明らかとなった。1)両試料で、切断する場所および切断の起る確率は同程度である。2)酸化反応で新生する架橋点の数は常圧下で架橋を行った試料中で多い。また、架橋点数の生成のG値は前報の値の約5倍程度であり、ほぼ線量率の-0.5乗に比例した。このことから高圧下では連鎖的に架橋が起っていることが再確認された。連鎖的な架橋でできた架橋点の群溶(クラスター)のために2)のような結果となったと結論した。